知らない生物を調べよう

☆テーマの設定理由☆

疑問に思ったことを、すぐに調べて子どもの持つ瞬間の興味を更に膨らませることで、育ちと学びにつなげる。

☆活動スケジュール☆

子どもが保育中に随時気になる事を発見した瞬間。

☆探究活動の実践☆

虫や植物の話から普段身近にいるダンゴムシが子どもたちから話が出て触るとどんな様子か、どんな色だったか、職員も含め一緒に話していく中で鳴き声はあるのかと疑問を抱き、iPadで調べ鳴き声を聞いてみた。普段口々に発言する子どもたちが耳をすませ静かに集中して聞いている姿が見られた。そこから他の虫たちはどんな鳴き声をするのか調べはじめた。その中で一人の園児が虫の声ではなく羽根をこすりあわせてる音の虫もいると聞きまたそこから調べ新しい発見へと繋がった。次回への課題ができ、てんとう虫が羽根を動かす音だと知り次の段階で音を調べ子どもたちに聞かせてみた。思い思いに身体を使って動かしてみたりと目を光らせ楽しそうに表現している。
そこへまた他の園児からてんとう虫について色んな柄があることが話に上がり次へのテーマとして柄を調べ子どもたちにみせたくさんの柄を見る事ができた。そこから自分だけのてんとう虫の色を塗ろうと塗り絵を用意し製作の日を作りクレヨンを持ちひとり一人自由に好きな色で塗った。色だけでなく周りに木を描いてみたりカラフルに塗る子や夜のてんとう虫などわかりやすく色で表現したりと様々だった。

 

☆振り返り☆

1つのテーマからたくさんの発見へと繋がり子どもたちも目を光らせながら意見したりこれはどうなんだろうとまた新たな疑問がわいていた。その学年にあわせて意欲的に発言する場を楽しみながら作っていきたい。
各クラスでの保育時間内での実施のため、即座に対応出来ないケースもある。専科のレッスン中や食事中など、その時の子どもたちのふとした疑問も手をとめて行うことが出来ないので、各クラスに1台置いてもらえたら良いかもしれないなどの気づきを話し合った。