✨令和4年度の教育目標✨
『本園の目指す幼稚園像』
人間の基礎を育むもっとも大切なこの幼児期に於いて、仏教情操の教育を掲げ、 子供たち一人ひとりがそれぞれに違う思考や成長を遂げる中で、その成長を共に喜び、 感じ合う事で信頼関係も築きながら、理想的な距離感の中で多くを詰め込みすぎず、 バランスを取りながら日々の保育を行う。
保護者とも子供について密に連携を取りあう中で、子供・保護者・職員が1つになって行う 園づくりを理想とする。
『本年度重点的に取り組む目標』
集団生活の中において、どのように「生かされて生きている自分であるか」という事を 子供たちに感じてもらう事が出来るかを理念の1つとし、「ありがとう」「ごめんなさい」が 素直に言える事で思いやりの心を育む。
「いただきます」と手を合わせる事の大切さを日々、当たり前にならずに保育の一環として 取り入れる事で、就学を迎える前に「有難い」「おかげさま」の心を育む。 マスクをしての園生活が中心となる中で、子供たち同士、また保育者と子供たちのコミュニケーションが 表情から捉えにくい今こそ、しっかりと1人1人を理解し向き合う気持ちを持ちながら保育を行う。
『令和4年度に向けた具体的な目標や計画』
I:教育・保育計画について
① コロナ禍においての保育
引き続きwithコロナとの園生活の中で、感染対策の徹底は継続する中で、少しずつ行事や保育の
中でも交流を深めていけるような取り組みを行う。行事も例年通りの計画を早めに立て、実施に向けて
準備を整え、保育でも自粛していた縦割りの交流。歌、音楽あそびなども取り組んでいけるような
計画を進める。
② 「良い事、ダメな事」への取り組み
花木や虫などにも、それぞれのいのちがあるから粗末にしてはいけないこと。
ゴミ拾いなどを通して、お片付けの大切さや物を大事にする気持ちを育む。
「なぜ、ダメなのか」ダメな事には「こういう理由があるから」という事をわかりやすく
伝えてあげられるよう勤めていく。
③ 少人数制ならではの教育の質向上を見直す
例年行っていた行事や保育を改めて見直し、時代やニーズと共存する中で、
本園ならではの特色ある保育を追究し、今昔の良い部分を教育の中で取り入れながら、
「たのしさ」の中から子供たちと共に育ち合っていく。
II:園内での安全管理について
昨年度までに培ってきた「コロナ感染対策」を引き続き徹底し、手洗いの仕方や水道の使い方、 パーテーションを使用しての昼食時のおやくそくなどを改めて子供たちと確認しあいながら、 集団生活の中での安全を皆で作り上げるよう進めていく。又、子どものちょっとした変化にも気づける少人数 の特色を活かしながら、保育中での体調や様子の変化を感じ、保護者ともコミュニケーションをしっかりと とれる基盤を作る。「慣れてくる」時期だからこそ、改めての確認を皆でし合う。
III:環境
昨年より、正門脇に花壇を設けたり、園内にプランターをたくさん置き、お花を育てる事で明るい雰囲気を 作り、更に子供たちに植物の尊さを伝えながら育てている。本年はもっと子供たちと共に水やりや植え替えを 行いながら、きれいで明るい園を作り上げる。又、遊具やおもちゃも引き続き使用後は衛生管理として消毒を 行い、安全面にも配慮していく。又、ゴミ拾いなどを通し、地域との交流も深める。
以上を重点目標と掲げ1年の保育を行いながら職員で気づき合い、令和4年度の自己評価を行います。