令和4年度自己評価

令和4年度自己評価及び学校評価

保育の計画性
 【目標と取り組み】
① 成長には個人差がある。決して比べ合うことなく、
 少人数であることから些細な事や成長を感じながら保育を行う。
② 新たな事、昔から変わらず続けている事を、うまく取り入れながら融合し、保育に活かす。
③ 一人ひとりの成長を感じながら、保育者も共に育ち合う日々を過ごす。
④ コロナ禍で身に着いた衛生面への配慮を活かし安心に過ごせる環境を作る。
⑤ コロナ禍において、短縮して行う行事に於いても、なるべく経験をしてあげられるような
 プログラムや内容を計画する。
⑥ 保護者と密に情報を共有し合う事で、みんなで園生活を安全に築く。


 【よく出来たこと】
① コロナが少しずつ緩和していく中、行事や参観が従来の形に戻すことで多くの経験を子どもたちが出来た。
② シチュエーションを考えながら計画を行う事で、急遽の変更にも対応出来るよう進める事が出来た。
③なるべく外遊びの時間を多くとり、マスクを外して子どもたちが笑顔で過ごせる時間を作ることが出来た。。
④ 運動会は全員で小学校校庭で行う事が出来、久しぶりの全体での運動会に子どもたち・保護者様、そして園側も 心から良い時間を過ごす事が出来た。 

⑤緊急連絡ツールアプリを導入したことにより、効率的に保護者様との連絡を取り合うことが出来た。


 【課題点】
① 緩和はされつつもやはりマスクと感染対策を保育中優先したため、コミュニケーションを取る事の難しさ。
② 例年よりこの現状に於いて欠席者が多い保育の中で、休んでいた子どもに対して、同じ
 保育の計画を行う体制を取ることが厳しく、経験に差が出てしまう事が課題と感じた。
③何が一番今大切か。という日々の重点目標を職員一同で共有出来ない事があった。
④ 新たなチャレンジへの前向きな気持ちが欠け、現状をいかに守るかにとらわれてしまった。


保育の中での子どもへの対応
【目標と取り組み】
① マスクをしての保育がほとんどの時間の中で、個々の性格や動きや感情を理解し、
 心のコミュニケーションを取れるよう心掛ける。
② 表情から心情を理解する事が難しい分、伝えたい事をしっかり1つ1つ向き合って
 感じられる事を意識する。
③ 良い部分を引き延ばしてあげる事で、子供たちのやる気をあげられるよう意識する。
④ ちょっとした様子や体調の変化に気が付けるよう、気をかけて保育をする。
⑤ 行事を通し、一緒に成し遂げる喜びに向け共に練習に励む。


【よく出来たこと】
① コロナ禍の日々に慣れてきたこともあり、1日の流れを職員もスムーズに行える事で、子どもたちへの対応も  今まで以上にスムーズに行えた。  
② 朝の体温チェックやこまめな手指の消毒を子どもたちと共に学び合う中で、自然と
 子どもたちも意識を高め合う事が出来た。 
③ 「動」と「静」の時間の理解が、うまくできるようになったと感じた。
⑤ 出来ない事に落胆するより、改めて出来るという事への喜びを感じられるようになった。
⑥ 副担任の職員ともコミュニケーションや情報を共有する事でスムーズな保育が行えた。

【課題点】
① 個々の成長差がある中で、欠席等もあり、遅れを取り戻そうとする事で、子どもたちに
 負担をかけてしまうことがあった。
② 喧嘩をしてる子どもや、悪い事をしてしまった子どもへの声掛け、言葉の使い方が
 子どもを思っての声掛けだったかということを反省することがあった。
③ 職員間で、子どもたち及び園全体での出来事をしっかり共有する事がもっと出来るよう
 取り組みの姿勢をかえていきたい。
④ なるべく子どもの死角をなくし、常に目の行き届く保育を行うことが出来るよう、意識を高めたい。
⑤ 大切ないのちをお預かりしている身であるという意識を常に高く持つことで、保育時間を
 実りある時間として過ごす気持ちをより一層高めるためにも、まずは自分の自己管理をも
 しっかり行うよう心掛けたい。


保育者としての資質
【目標と取り組み】
① 現状に満足することなく、常に子供の成長に対して何がしてあげられるかを
 思い描きながら、保育計画を考え、保育中は子どもと共に成長を喜ぶ。
② 電話対応や、保護者との話の中での言葉遣いに気を付ける。
③ 子どもに対しての声掛けや言葉に意識をする。
④ 少人数園であることから、職員同士が一致団結する事で、より良い園づくりを目指す。
⑤ 常に何が起こるかを予測し、ハプニング等にも慌てず対応できるようにする。


【よく出来たこと】
① 各クラスの子どもの情報を共有することで、このような時はこうするという事を理解し合えた。
② 密を避ける事を意識する中で、子どもたちになるべくストレスをかけないよう
 身体を存分に動かせる日は遊びを中心に取り入れて、保育をすることが出来た。
③ 衛生面の意識づけをすることで、子どもたちが自然と手洗いや消毒を行う姿が見られた。
④ マスクをしている姿でも、体調や様子の異変に即座に気が付いてあげる事が出来た。

【課題点】
① 保護者からの問いに、自信をもって対応出来ない事に対し、すべての案件にも
 スムーズな返答が出来るようにしたい。
② 正解のないものが保育であると考え、常に向上心を持たなくてはと感じた。
③ コロナ禍であるからこそ、出来る学びをより一層考えて取り入れたい。
④ 研修や講義に可能な限り参加し、保育士としての能力を向上させたい。
⑤ 話し方・聞き方1つで、相手の捉え方が違う事をより認識し、言葉遣いに気を付けたい。

保護者への対応について
【目標や取り組み】
① 様々な角度からの見方や考え方が1人1人あ事が当然であるからこそ、
 その問いに対して真摯に返答が出来るよう努める。
② 子どもの成長は親としてとても嬉しいもので、どんな些細な事でも出来るようになったことや         成長を感じた時は、保護者にお伝えし、共に成長を喜び合う。
③ バス通園の保護者とはなかなか顔を合わせられる時間がないので、
 その分しっかり日常の保育での様子を伝えられるコミュニケーションを保育後に電話などで伝える。
⑤ しっかりと起きた出来事を素直にお話しする事で、保護者とも信頼関係を築く。


【良かった点】
① 気が付いた事や起きた事例は、その日のうちに保護者にお伝えする事が出来た。
② 家での様子と園での様子が違うときは、保護者と連携を取りながら子どもの
 成長に力添え出来るよう心掛けた。
③ 休みが多くなってしまう子どもの保護者にも、家庭で出来る事を伝えたりし、
 家庭内保育にて園での取り組みを実践してもらよう声掛けることが出来た。

【課題点】
① 保護者からの問いかけや相談に対し、自分の行った対応を振り返り、
 もっと良い言葉があったのではないかと反省した。
② はっきりとしない口調は、不安や疑いを感じてしまうので、いろいろな面での
 共有をしっかり職員や管理者と行う事で、対応する事が出来ればと感じた。
③ 保護者への言葉遣いが時にフランクになってしまうことがあった。
④ 自信をもって対応する事で、安心感を与えられる事もあると感じた。
⑤ コロナ禍においてなかなか顔を合わせての話し合いが出来ない事で、
 Lineやメールにての連絡が増えてしまうことで、保護者の家庭での時間を妨げてしまった。
⑥ メールにての緊急連絡網のツールを作成するのが遅くなり、1年を通して、
 多くの連絡事項を保護者会の保護者に関わってもらってしまった。


行事等、その他
【目標や取り組み】
① 改めてコロナ禍に於いて、行事への取り組みの改善を試みる。
② 例年通りにいかない中で、向上心を持っていきたい。
③ 急遽の変更等にも対応できるよう、頭の中でしっかりイメージを湧かせて取り組む。
④ 研修等への参加がなかなか出来ない分、自ら学べるものを探し探求心を持つ。
⑤ 自己体調管理に気を付ける。


【よく出来たこと】
① コロナ禍において、体調管理に徹底する事ができ、欠勤せずに保育に努められた。
② 行事にはあらかじめ数パターンを用意し、いかなる場合にも対応出来るよう心掛けた。
③ コロナに対する対応やそこに起きうる熱中症などの対策について自ら調べ学んだ。
④ 短縮となる行事に於いても、子どもたちに経験をさせてあげることが出来た。
⑤ とにかく、当たり前のない中で、改めて見つめられる発見が多かった。
⑥ 子どもたちの笑顔から、たくさんの力をもらえた。

【課題点】
① 手洗いや消毒等の時間配分やパーテーション設置の時間など、当初は時間の活用が
 思うようにいかないことがあった。
② 子どもたちにマスクを外してよい時とつけていてほしい時の伝達が当初は難しく、
 外したマスクの保管方法など、なかなか一人で出来ない面もあり、時間を要した。
③ 行事は出来る限りの最善をイメージして取り組んだが、動きや流れの中に多くの
 反省を感じた。次年度以降にしっかり活かしていきたい。
④ 必ず職員会議にて、行事の反省を全職員で共有するが、伝えきれない事もあった。
⑤ このような時だからこそ、一致団結する気持ちが全員に必要だと感じた。

学校関係者評価

令和4年度保護者アンケートに基づいて評価とします。

Q1:幼稚園に通うことに喜びを感じていた。

A: 毎日楽しく通えた【34人】・時々嫌がることもあった【12人】

Q2:担任及び園と密なコミュニケーションがとれ、信頼関係を築けた。

A: とても良く出来た【34人】・それなりに出来た【12人】

Q3:お子様がこの1年で「思いやり」のこころを持つことが出来た。

A: とても感じる【30人】・そこそこ感じる【15人】・わからない【1人】

Q4:園からのお手紙及び連絡ツールについて

A: わかりやすくよかった【32人】・手紙が少しわかりづらい【12人】

  連絡ツールがわかりづらい【2人】

Q5:コロナ禍においての感染対策について

A: 良く対策していた【39人】・対策に問題を感じた【1人】・わからない【6人】

Q6:園内及び園庭のお花や植物について

A: 明るくかわいい印象を受けた【42人】・あまり気にした事がない【2人】

  もっとたくさんの花植物があったほうが良い【2人】

Q7:保育内でこんなことをしてほしいというご要望やご意見をお聞かせください。

★園長の「おはなしのじかん」をもっと増やしてほしい

★給食を完食した時の「おめでとうカード」

★お弁当日をなくしてほしい

★プール遊びの様子が見られたらうれしい

★ホームページの写真をたくさん更新してもらえたら嬉しい

★体操以外のスポーツ体験

★手洗いやうがいの仕方を丁寧に教えてほしい

★園内での子どもたちの様子をもっと知りたい

★保育内容には満足しています【多数名】

Q8:コロナ禍での行事の取り組みについて

★感染防止対策を徹底しつつ、例年に近い状態で行事が実施され良かったと思う

★制限のある中でも、こどもたちが楽しめるように工夫されていてとても良かった。

★なるべく開催して楽しんでもらいたいという気持ちがとても嬉しかった。

★コロナ禍を忘れるくらい行っていただき、嬉しかった。

★お店屋さんごっこの完全復活を期待してます

★縦割り活動が少人数制ならではの取り組みでとても良かったです

★不満はありません。

★運動会!校庭で全学年一緒に出来て良かった!全学年で行う大切さ必要さがものすごくわかった。

★バザーがなくなったのは残念。

★少しずつさらに出来る事が増えるといいなと思う。

★コロナ禍により、色々な参観の時期が集中してしまったのが少し大変だった

★これからも例年通り行事開催をしてほしい

★出来る限りのことをやっていただき感謝しています

★色々な取り組みに感謝。特に普段見れない保育中の様子を動画で見られ嬉しかった

★運動会のお弁当なしはありがたい。

★係の仕事を減らし親子で楽しめる行事を増やしてほしい

★行事開催は大変だったと思いますが、一生懸命やってくださり感謝しています

★どの行事もとても思い出深いものになりました

Q9:コロナ禍においての遠足や園外保育について

★しっかり感染対策を行っていたので、良かった

★普段いけないようなところに連れて行ってもらえてありがたかった

★色々なところに行けて、子どもは楽しんでいた

★親子遠足は自由参加にすると負担が増える心配がある

★子どもたちが楽しめる場所をかんがえてくださっていた

★不満はありません

★子どもたちに良い経験だったし、コロナという敵の中で、親子遠足では子ども・親・先生たちの笑顔が見られ  必要な行事だと感じた

★友達同士で園外で遊ぶことは重要だと思うので、少しずつ出来る事が増えたらと思います

★状況を考えて遠足や園外保育に行けた事はとても良い思い出になったと思います

★屋外だとやはり安心だなと感じた

★遠足でいったものを今でも思い出して話してくれます。次年度の親子遠足も楽しみです。築地本願寺の子どもの集いも復活したら、親も見に行けたら嬉しいです

★平日開催なので、感染のリスクも少ないと思うので、引き続きどんどん行ってほしいです

★変更や規制があるなかで実施してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

★いつも楽しくいけるのは先生方のおかげです。ありがとうございます。

★行けて良かった。子どもは楽しそうだった

★インフルエンザにて行けないかと思ったが、最後無事に楽しく行けたこと心から感謝しています。

★親子遠足はとても楽しく保護者同士も仲良くなれるよいきっかけでした。諦めていたお別れ遠足にも行けて本当に良かったです。

★もっとあったらよかったですが、コロナに配慮しながら・・と思うと、最大限にしてくれたと思います。

Q10:この1年を振り返りご意見ご感想をお聞かせください

★制限がある中での園生活でしたが、去年までと違い子どもたちを近くで見たり応援出来た機会が多く良かった

★最後の運動会を校庭で出来たこと、リレーをトラックで走れた事、全園児で踊れた事、とても感動しました。  子どもたちに経験させてあげられて良かった。第二伊興幼稚園が大好きな息子。卒園してもここで学んだことを 忘れずにいてほしいです。

★初めは行きたくないと泣いていたけど、毎日かえってくると「たのしかったー!」と言っている姿に嬉しく思いました。良い先生、おともだちに出逢えて感謝です。

★コロナ禍で参加出来なかった行事もあり、悲しかったですが、子どもはとても楽しそうに通っていました。   先生方のやさしさが嬉しかったです。本行寺第二伊興さんに通えて本当に良かったです。

★お知らせの連絡や確認がアプリでできるようになり、色々便利だった。出欠連絡も出来るようになるとありがた いです。

★この1年で我が子はとても成長したと実感してます。先生に本人のペースでいいですよと言ってもらえたので、 焦らず見守ることが出来ました。ありがとうございました。

★お店屋さんごっこ、バザーは出来ませんでしたが、それ以外の行事は予定通り行っていただけて感謝しています 。保育参観も行っていただき、今まで子どもの話でしか感じれなかった保育の様子を拝見できてとてもよかったです。ありがとうございました。

★行事も参観も復活し、特に年長さん最後の運動会、小学校校庭で開催することが出来てほんとに良かった。   いろんな面で経験少ないまま小学校に行くのかなあと、心配だったが、たくさん工夫、対策をしていただき、  感謝しています。ありがとうございました!

★第二伊興幼稚園に通えて本当によかったです。園児が少なくなるのは本当に悲しい!この良さをみんなにも   広めたいと思いました。本当にお世話になりました。

★1年間お世話になりました。規制がある中で子どもたちの事、色々考えて頂いたと思います。

★担任の先生だけではなく、園長先生も子供目線、立場になり一緒に遊んでくれていた姿は、とてもいいと    感じました!

★たくさんの行事を開催していただき、大変有難かったです。こどもたちはもちろん、親もこころに残る思い出  が、たくさんできました。

★行事等では、感染が広がらないよう配慮が大変だったと思います。その都度状況を配信し、自由登園などの   対策をとっていただけて良かったです。

★1年間お疲れさまでした。親子共々楽しい時間とご縁をありがとうございました。

★子どもも成長していると実感できて、充実した1年だと思いました。

★子どもたちのためにいろいろやってくださり、ありがとうございました。

★コロナを含めて色々な経験が出来た1年だったと思う。幼稚園に行きたがる子をみて、感謝でいっぱいです。

★とても楽しく過ごせて、子供同士のトラブルも先生が間に入って上手に対処していただけ助かりました。

★温かく子どもたちを見守ってくださり、ありがとうございました。

★3学年一緒に小学校で運動会を行えて嬉しかったです。

★最初は行かないと泣いていましたが、先生と1日でも長く過ごしたいと涙を流し、ひらがなも先生に手紙を書きたいという気持ちで覚えている我が子を見て、第二伊興幼稚園に通わせてよかったと思います。

★先生の気配りが素晴らしかったのか、良く構ってくれると喜んで登園していました。少人数ならではの、目の行き届く幼稚園であり続けてほしいです。

★ヨウチエンでの様子をこまめに動画配信してくださり、いつも家族で楽しみにしていました。1度も幼稚園に行きたくないという事もなく、楽しんで行ってる姿が親として嬉しかったです。第二伊興幼稚園に通う事が出来、本当に良かったと思います。

★この1年でいえば、社会的にもだいぶ通常に戻そうという動きもあり・・その中で幼稚園で出来る事を最大限にしていただけたと思っています。大好きな幼稚園。大好きな先生。大好きなともだち。そう思って過ごせた毎日に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

令和4年度末にご協力いただいたアンケートにて、本当に温かく嬉しいお言葉をたくさん頂戴しました。    こちらこそ皆様のお力添えに感謝でいっぱいです★

令和5年度もなにより子どもたちを1番に、保護者様も職員一同も一緒に実りある園生活の日々を送れるよう  

みなさまからのお言葉やご意見を取り入れながら、第二伊興らしい園作りをしていきます。

以上を踏まえ、令和5年度への保育体制向上を実践していきます。